カウントダウン

誰にも期日はわからない

人体実験と賭け

8月から打ち始めた骨修飾薬、ランマーク。 もう4度目になった。3回目の接種からは、腕ではなくお尻にしてもらっている。射した瞬間は痛くないが、薬剤を入れている間が痛くて、お尻のほうが楽だと聞いてそちらに。でもやはり痛い!

ランマークは、3週目くらいから私は効果を実感した。それまで歩くどころか寝返りも痛くて熟睡できなかったのに、今は杖なしで旅行を楽しむことさえできる。肩甲骨の方も痛くないから、パソコン作業も苦痛ではなくなった。飲んでいた痛み止めも休薬するまでになった。

ただ、ランマーク。 いいこと尽くめではない。 副作用があるからだ。顎骨壊死の危険は常日頃から言われていて、なるべく口腔内を清潔にしている。しかし、それだけではないらしい。

先生「使い続けていると大腿骨が折れることがあるから気をつけてね」

私「折れる!?どうやって気をつけたら…」

先生「痛みが出たら整形受診して、僕にも連絡ください」

……怖い。 過去に「稀に胸のエキスパンダーが壊れることがありますが、まずないですので」と言われたのに破れたことがあった。「リュープリンは過去に一度もアレルギー反応が出た人はいません」と言われたのに、アレルギーで使えなくなった。そんな私が、これらの副作用を免れることはできるのだろうか。 それでも痛みを我慢する日々には替えられない。

人体実験しながら、賭けてみるしかない。 不安は一生付きまとうのだろう。